全身麻酔と戦ってきたので戦況を報告したいと思う


今しがた人生初の手術を経験してきた。術後の発熱で頭がイッているがこの熱量は今すぐ伝えなければという謎の信念のもと日記を更新している。今回は全身麻酔について手短に。


全身麻酔。本当に意識飛んでいくのか?って疑問は誰しもお持ちであろう。私ももちろんその1人だった。手術の説明を受けるとき何度も、麻酔で本当に寝れるんですか?本当に痛み感じませんよね?本当に効きますよね?本当に本当に本当に大丈夫ですか?本当の本当による本当のための本当で本当な本当ですか???



文脈が崩壊するくらい尋ねたが麻酔科の先生は一言


「一瞬です」




迎えた今日。壮絶な戦いが始まった。リラックスさせようと先生がたわいもない話を仕掛けてくる。もはや、その会話が頭に残って意識がとばない可能性もあると私は怯え心の中を無にしていたためほとんど内容は覚えていない。たしか大学のことを話していたような気がする。とはいえ、なにかしら答えないとという思いもありこの時点で目が少し冴えた。


やがて、手に針がさされる。痛みが身にしみる。鎮めていた意識が少しずつ呼び覚まされるのがわかる。


その時だった。目の前にめちゃかわいい看護師が…。うぉぉぉぉォォォォ

意識が本日1番の覚醒を迎え、目玉おやじもびっくりな開眼状態へと導かれた。


いよいよ麻酔が投入される。ちょっとピリピリすると告げられちょっとだけピリピリした。入ってる?いま、麻酔入ってるよね?まだ?まだ?まだなの?頼む。頼む。頼むから意識とんでくれぇぇぇぇぇえええぇzzzzzzzzZZZZZZ……





目が覚めたら手術は終わり私は病室で寝ていた。


術中の記憶はもちろんなく痛みも起きるまで全く感じなかった。麻酔おそるべし!


最後の記憶は異常なくらい瞼が重くなり自力では開けられなくなったこと。本当に一瞬だった。瞼が開かない開かないあかzzzzZZZ

って感じ。


麻酔後の吐き気もなく私は現実世界に舞い戻ってきた。今はどちらかというと肺を縮めたことによる呼吸の痛みのほうがきつい。



まとめ

人生初の全身麻酔だったが、意識が飛んでいく瞬間を体験できて面白かった。聞いた話では普段からお酒をたくさん飲む人は効きにくいこともあるらしい。


P.S. 意識はオチたけど、この話はうまくオチないっていうオチ。